毎日毎日、コロナ、コロナで世界的に、パニック状態ですね~。
そもそも自分の免疫力が高ければウイルスに負けることは無いわけで、そんなにナーバスになる必要はない。ではどうすれば日ごろから免疫力を高く保つことが出来るのか。
その秘訣は、「お灸」にあります。
今回の記事では新型コロナウイルスを含めた感染症対策として、お灸で自己免疫力を高める方法をお伝えします。
免疫系って何??

免疫系とは、体内の病原体やがん細胞といった異常な細胞を認識して排除することで、病気から体を守るシステムのことです。
温熱刺激でなぜ免疫系が活性化する?
お灸に限らず、皮膚に温熱刺激を与えると、たんぱく質が変性し、『ヒストトキシン』という異種タンパクが生まれます。
このヒストトキシンが血液に溶け込むと免疫系を活性化させ、白血球の数が増えて、老廃物を排除してくれます。
お灸がオススメな理由は?
悪いことをしたら灸をすえる、とか罰ゲームで見かける「熱い」というネガティブな印象の方も多いかと思います。
が、決してお灸は熱いだけではありません。
むしろ気持ちが良い!
近年のお灸は火傷をするようことはなく、マイルドな温かさ。
お灸をすると心地の良い温かさが脳に伝わってドーパミンやセロトニンといった神経伝達物質を放出します。ドーパミンは“快感ホルモン”とも呼ばれ、喜びや快感をもたらす働きがあります。
また、セロトニンのは“幸福ホルモン”と呼ばれ、精神状態を安定させて幸福感をもたらしてくれます。お灸をすることで免疫系の活性化にもなり、心地よい温かさで精神的な落ち着きをももたらしてくれます。

免疫力を高めるオススメのツボは?
免疫力をアップさせて万病に効くツボ・長寿のツボとして有名なツボが足三里と合谷。
足三里・合谷にお灸をして免疫力を高めましょう♬
足の陽明胃経・足三里(あしさんり)の場所
膝のお皿の下、指3~4本下のくぼみからすねの骨の外側にあるくぼんだ場所が足三里です。
【こんな症状・効果もあってオススメ】
- 病気予防
- 体力増強
- 足の疲労やむくみ、膝の痛み
- 胃腸の症状
などに有効で、万能養生のツボです。
それ故に、松尾芭蕉も「足三里」に灸をすえていたのでしょうね。

手の陽明大腸経・合谷(ごうこく)の場所
親指の骨と人さし指の骨がまじわったところから、やや人さし指側のくぼみが合谷です。
【こんな症状・効果もあってオススメ】
- 風邪のひきはじめ
- 痛み(目、鼻、歯)
- 肩こり、首こり、ストレス
などに有効で、万能のツボと言われています。

ポイントは?
自分で自宅でセルフ灸をする際は、熱さをしっかり感じるまで続けましょう。
日によって熱さを感じにくいこともあります。その時は、お灸をした場所の皮膚がポッと赤くなってきたらOK!
熱さを我慢する必要はありません!くれぐれも我慢しないでくださいね!
温めて気持ちが良いと、先ほどもお伝えしたように幸福ホルモンが分泌されてツイツイ、うとうとしてしまうかもしれませんが、お灸をしている時は火を使っているわけですから眠ってしまわないように注意!!
煙が出ない、炭のお灸がおススメ

お灸というとモクモクと煙が出るイメージですよね??
でも、最近は煙があまり出ないタイプや、煙がアロマの香りがするものだったり、煙がでないタイプのものがあったりします。
昔とは違い、もぐさを直接肌に乗せるのではなく、台座灸が主になっています。火傷の心配が無いので安心。
当サロンでも取り扱っているので気軽にご相談ください。
まとめ
お灸をすることで急に免疫力が高くなるわけではありません。ですが、日々の養生として行うことで免疫系が活性化されて免疫力の向上につながります。
免疫力が高まることでウイルスや細菌などの外敵に負けない身体にすることができます。
まずはやってみる!
わからないことは気軽にご相談くださいね!